【教員採用試験対策】 筆記試験対策勉強 総整理【専門教養(社会科③)】(やったこと一覧)
それでは、〔政治経済〕〔倫理〕について述べよう。
〔政治経済〕
①『理解しやすい政治・経済改訂版』 松本保美編 文英堂 (★★★★☆)
②『短期集中完成スピードチェック政治経済』 大塚哲 学研 (★★★★☆)
③『政治経済資料』 とうほう (★★☆☆☆)
まず、①を一単元熟読する。次に②をその単元に対応した問題を解く。②で間違えた箇所および追加情報を①にマークおよび加筆する。③は適宜詳細情報を確認したいときに参照する。この順序で約1カ月強かかったがこなすことができた。②に関して言えば、スピードチェックとなっているが、かなり踏み込んだ最新情報(僕が持っている2010年発行版現在で)もあり、良い意味でやり応えのある問題集だった。大学受験で政経は使用しなかったせいか、なかなかつまづきが多い分、逆に政経を学び直すことで、日々新聞を読む中で理解できる記事が多くなったのも確か(笑)。特にアベノミクスの行う意義がよく理解できた、遅いか…。
〔倫理〕
①『センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本』 蔭山克秀 中経出版 (★★★★☆)
②『倫理用語集』 濱井修監修 小寺聡編 山川出版社 (★★★☆☆)
①の参考書は、以下のような事情もあり現在新品は売っていない。
上記の事情は兎も角、僕は①に関しては、信者というべきほど信頼している参考書である。この本に出会ったお陰で、大学入試センター試験の倫理ではたしか9割以上得点できたし、何より思想や哲学といった学問への興味関心の第一歩になった。②はより深く掘り下げたいときに参照する。倫理分野は『教職課程』での問題以外は手をつけなかったが、この2点を精読することで、実際の専門教養ではミスがなかった。ついでに述べるなら、倫理分野は教職教養の教育思想史に多く関係しており、この知識が向こうの範囲でも大いに役に立った。
以上が〔政治経済〕〔倫理〕の整理である。
そして、今回を持って第一次選考(筆記)対策の総括を終える。
次回からは、二次選考のための対策、社会科での考察を中心に記事を記したい。