【教員試験採用対策】 現状分析~どう勉強してきたか?~ 《専門教養 編》(社会科)
今回は、いよいよ専門教養編社会科に関してまとめたいと思う。
教職教養編としてまとめてから、約2カ月弱の期間が過ぎてしまったが、
この期間の勉強に一息入れるためにも、冷静に自己分析をしてみる。
まず、過去問を大まかに分野別に分析すると、
【問題構成】(協同出版『都道府県別年度版 教員採用試験「過去問」シリーズ』協同教育研究会編 参照)
学習指導要領
地歴・・・世界史、日本史、地理
公民・・・倫理、政治経済
東京都の社会科過去問 2016年度版 (教員採用試験「過去問」シリーズ)
- 作者: 協同教育研究会
- 出版社/メーカー: 協同出版
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: 単行本
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であった。
そして、難易度的には大学入試センター試験レベルと見積もってよい。
以上から、学習計画を立てるにあたって、確実に次の事を念頭におかなくてはならない。
① 社会科全分野全範囲の体系的学習
② 大学入試センター試験レベルの難易度を攻略する学習
③ 中学校社会科・高等学校地理歴史・公民の学習指導要領の学習
このように過去問分析と学習目標を計画した上で、
実際に自分の社会科における知識レベルと比較させてみると、以下になった。
① 社会科全分野全範囲の体系的学習に関して
・世界史・・・高等学校で世界史B履修。大学入試にてセンター試験・私大にて選択受験。
・日本史・・・高等学校で未履修。大学入試にて選択せず。
・地理・・・高等学校で地理B履修。大学入試にて選択せず。
・倫理・・・高等学校で倫理履修。大学入試にてセンター試験にて選択受験。
・政治経済・・・高等学校で政治経済履修。大学入試にて選択せず。
② 大学入試センター試験レベルの難易度を攻略する学習に関して
・世界史、倫理・・・大学入試での勉強法の継続で概ね攻略可。むしろ、世界史に関しては私大用の難問には挑む必要なし。
・ほか分野・・・未履修の日本史に関しては、全範囲を一から体系的に学ぶ必要あり。他は、履修済のため問題練習にて適宜、各分野での再学習が必要と考えられる。
③ 中学校社会科・高等学校地理歴史・公民の学習指導要領の学習に関して
・一から全分野内容を精読の上、問題練習にて知識の定着を図る。
このように学習目標と自分の知識レベルを比較することで、
中高共通社会の専門教養に挑むための道筋が見える。
今日は、ここまでとして、次回以降に各分野の実際の学習計画および
活用している参考書、問題集、勉強の仕方などをノートテイクしたい。
※地理については、以前前述しました。
正直、地方国立大出身者の僕としては、大学入試におけるセンター試験的な勉強が
ある程度そのまま活用できるのは、本当にありがたいと考えている。
それ以上に、感謝すべきなのは、僕が高校生であった当時は、
いわゆる“社会科の未履修問題”が話題になっていた時分で、他所の学校を覗けば、
平気で単一分野しか学習させていなかった高校もあったが、
我が母校はしっかりと、選択科目まできめ細やかに履修させてくれたことだ。
その結果として、今回の学習計画を立て実行する上で、自己分析をより綿密に出来たことは言うまでもないだろう。