【社会科 全分野】 入試出題予想の分析とその意義
どうも僕です。
まず、約一ヵ月ぶりの更新になってしまった理由を自己弁解と猛省のためにノートテイクします。
正直、このひと月教員採用試験の勉強は、何所吹く風のように過ごしてました。
松の内も終わる頃には、大学時代の友人の結婚式があり小旅行を兼ね遠出をしました。
その次の週は新年会ラッシュです。
高等遊民の僕ですが、なぜかお酒の席だけは会社勤めの頃と変わらず多いのです。お誘いいただくのはとても嬉しいことです。
でも、終電を何度も逃し、そこらへんで泊まることも多く、体を寒さと酒で酷使してました。
親に最寄りの駅まで送ってもらう関係上、勝手気ままに遊ぶのは逆鱗に触れかねません。一人暮らしが長かったもので、実家暮らしの融通の利かなさをこの度再確認し、慎重に遊んでいました。
その結果、風邪で寝込む、やる気をなくす、ひげも伸びる、外に出ない、勉強なんか到底及び出ない、
と、まぁ腐った生活のスパイラルを送っていました。
そんなときに舞い込んだ天使が、
「平成27年度都道府県公立高校入試の出題予想分析」
です。
以前、塾で講師をしていた時分の知人から、予想問題に関する研究会があると誘われ、いわゆる「やる気スイッチ」を押すために、参加したのです。
研究熱心な各先生方のお話に感化され、そこでの分析情報と分析方法をもとに、試しに自分でも出題予想をしてみようと思い始めました。
そこで活用したのはこれとこれです。
2015-2016高校入試問題正解 分野別過去問 社会 (2015 2016年受験用 全国高校入試問題正解 分野別過去問)
- 作者: 旺文社
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/06/11
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東京都立高校6年間スーパー過去問〈平成27年度用〉 (公立高校過去問シリーズ)
- 作者: 声の教育社編集部
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やり方としては、自分で指定した県の過去5年(僕が分析した県の入試制度の関係上であり、統計がもっと多いほうが正直良いと思います)の過去問『公立高校過去問シリーズ』をベースに、各詳細分野での出題頻度を一覧(グラフ)にしました。
分野の詳細は、中学校の教科書の目次を活用しました。今回はたまたま東京書籍の教科書です。
新しい社会 歴史 中学校社会科用 文部科学省検定済教科書 東京書籍[2012] (新しい社会)
- 作者: 五味文彦、戸波江二、矢ケ崎典隆ほか46名
- 発売日: 2012
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そして、分野の出題傾向を読み取り、『全国高校入試問題正解 分野別過去問』から実際に問題をチョイスして作成しました。
誰でも出来る簡単な作業です。
そこから、“毎年出ている”とか“数年に一度”とか“全く出てない”とか、自分なりに傾向を読み取るのです。
1日作業でしたが、初挑戦ながらなんとか、「今年はこれでる!!」と予想を立てることが出来ました。結果が楽しみです。
この分析することを通じて学んだのは、
教科である社会科を全体的に俯瞰し、その出題頻度を読み取ることで、
その県ではどういった分野を重要視しているか、どういった方法で問うているのか。
という、教育者側からの社会科問題論でした。
とにかく、やる気の継続は、こういった視点を変えた作業も大切でしょうね。